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上星川だよりーニューオリンズジャズに始まって・・・



 ニューオリンズジャズに始まって・・・
 ジャズを聴きたいと思ってCDを買った。それも、素人のちょっとした思いつきだから値の
張る名盤ではなく、安価なワゴンにあった一枚千円の代物だ。好みのデキシーランドジャ
ズと、昔(20代の頃)、LPを買って聴いたことのあるマッコイ・タイナーの2枚だった。
 そうしたところ、昨年8月にハリケーン「カトリーナ」がアメリカ南部を襲い、ジャズ発祥の
地と云われる「ニューオリンズ」は、大水害に見舞われた。
 ブラウン元長官(連邦緊急事態管理庁長官・ニューオリンズ水害の不手際で辞任)は、
超大国アメリカのブッシュ政権の無策について、「最悪の悪夢が訪れる」との警告にも何
の対応をしなかったと米議会で証言している。
 何日たっても、水没した家屋と救援を待つ市民の姿は繰返しテレビに映し出されるが、
大災害には出動するはずの米軍も、陣頭指揮を執ってアピールするブッシュ大統領の姿も
ない。一市井の身ながら「なぜ! 早く救援に行かないのか」と、ブラウン管に向かって、叫び
たい気持ちだった。同じく、豪雪の報道でも言える。
 そんなことで、ニューオリンズジャズのCDを買って、少しでも「気持ちを晴らしたい」と言
うのがジャズにチョビットはまったきっかけである。それと、新聞のコラム欄(「潮流」)に、
「ジャズのふるさとが苦しむいま、一枚のジャズCDが日本でも話題です。ベース奏者チヤ
ーリー・ヘイデン率いる楽団の『ノット・イン・アワ・ネイム』。ヘイデンは、ほぼ十年に一度、
米政権の不正に抗議する音楽を発表してきた人です」との記事を目にした。
 その結果、手に入れたのが、上の写真の、リューオリンズジャズとヘイデンの2枚のCD
である。
 その後、リサイクルショップであてずっぽうに選んだのが、「ジョン・コルトレーン」の「ブ
ルートレイン」と、「バド・パウエル」の「ジャズ・ジャイアント」だった。この二枚のCDが良か
った。続いて、ジャズ・ボーカルが聞きたくなり、ビリー・ホリディ」の「奇妙な果実」、また、
コルトレーンのを2枚と増えていった。
 自室ではCDは再生できず、もっぱら移動中の車の中で楽しんでいたが、この状態に満
足できず、ついに、リタイヤ中の身を省みず、安価なCD・MDコンポを家電量販店で買って
しまった。
 CDは、買うより「借りたほうが安い」と気がつき、今度はレンタルショップに通い出した。
名前と曲と演奏がイメージできるコルトレーンを三枚選び、早速、自室にセッティングした
ミニコンポで聴いて楽しんだ。
 それから、数日置きにレンタルショップに通うこととなった。一朝前(一丁前)のジャズフア
ンになれた気分も、ニューオリンズジャズから始まったのだった。


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