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上星川だよりー星川の源流(起点)を辿って

 「星川は、熊谷市に源流を持ち南河原村、行田市、川里町、騎西町、久喜市を流れ元荒川に合流する約33Kmの河川です。熊谷市上川上地内より上流部は準用河川、その下流より一級河川となっています。さらに行田市荒木地区より見沼代用水と合流して、兼用区間となっています。」(斎条堰わきの土木事務所の看板)
 そこで、星川の「源流」とやらを、辿ってみることにした。かの地で「星川」と言えば、熊谷市街地を流れる星川を指す。この源流は、市内鎌倉町にある「星渓園」の湧水であることは広く知られている。その名のごとく星と名のつく河川は、文字通り星粒ほどあるのかも知れないが、我が「上星川」は、熊谷市、南河原村、行田市の流域の水田を潤す農業灌漑用水としてその役割を立派に果たすとともに、川面を覆うまこもは、水質浄化と幾多の川魚の住処になっており、飛来する鳥類も少なくない。何よりも、そんな自然と調和した景観を流域に創り出している。
 源流を実証的に探り当てるのは、川の流れをさかのぼる方法があるが、これは一筋縄には行かない。そこで、ネットの地図情報を頼りに、源流地点にバイクで向かうことにした。辿り着いた熊谷市向諏訪の「地点」には、「準用河川・新星川」の看板が立てられていて、橋には「新星川・馬洗橋」の鋳物のプレートが橋柵に標されていた。そして、さらにその上流部も同じように護岸整備がされていた。
 この護岸整備は、熊谷市立富士見中学の突当たり手前までされており、そこが新星川への水路の落ち口になっている。明らかにこれは星川の源流ではない。「熊谷市上之地内に一級河川の起点をもち、上流部は準用河川新星川となっていおり」(県の事業紹介)一級河川星川の源流は、これより下流ということになる。
 流れに沿って下り、国道17号バイパスをくぐった橋の上流部の欄干には「新星川」の鋳物のプレート、下流部には「上星川」のプレートが掲げられてあった。さらに下ると、左手前方に2004年埼玉国体のメーン会場となった陸上競技場・くまがやドームが見えてきた。その手前の星川に沿って、貯水池がある。灌漑用と水害対策の両面から改修工事(総合治水対策特定河川事業)が進められたようである。
 この貯水池の一角に、ここが星川の起点と刻んだ碑があると耳にしたことがある。四手網で池の魚を取っている近所の住民に、碑の在り処を尋ねたが、教わった場所には何も無かった。ぐるっと池を回り、「龍淵寺」脇の「この先、行き止まり」の草の生い茂る畦道をかまわず進むと、池の端の開けた場所に出た。その草むらの中に何やら石碑が見えた。これか、これかと近づくと、確かに「一級河川星川起点」と刻まれてあった。


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